WWDC 2011

iCloudで訪れたiOSの「終わり」

先日のWWDC 2011で事前の予告通り、Mobile meの後継になるクラウドサービスとなる”iCloud”が発表された。 そして発表のKeynoteの中で語られたのは、iCloudは単なるネットサービスの枠を越えて、Appleの戦略上とても重要な位置を占めるものということだった。 「10年前にAppleはデジタルハブというビジョンを掲げた。Macが様々なデジタル機器、メディアの中心になる」とジョブズ氏は語った。当時はまだやっとADSLが普及し出した頃だったしiPhoneみたいな小型の機器に一昔前のスーパーコンピューターに匹敵するみたいな性能が搭載されるなんてまだまだ先の話と思われた。レインポーiMacの発表はぶつぶつ切れるアナログモデム経由で見たんだった。

Xcode 4のシングルイウンドウUIに垣間見るOSX Lionの本気度

まもなくAppleの開発者向けイベント、WWDC 2011が6月6日(日本時間7日深夜)から10日の予定で開催される。注目はもちろんiPhone 5、iOS 5が発表されるのかというのが一つとしてはあるけれど、もう一つの注目ポイントとしてMac OSXのメジャーバージョンアップ、Mac OSX Lion (10.7) の発表がある。 Mac OSX Lionは2010年の10月に、その概要が発表された。特徴は、iPadに見られるようなフルスクリーンUIをOSXの世界にも導入した「Launchpad」や「フルスクリーンアプリケーション」。これは単純にiPhone、iPadの人気にOSXが便乗しようとしているだけにも見えるけれど、Appleはこの大胆な変更に本気で取り組んでいて、これでiOSのエコシステムをOSXの世界にも広げようとしているように見える。