Category: raspberrypi

  • Raspbian with PIXEL閑環境で日本語環境の構築

     Raspberry Piの情報を細かく追っているわけではないので、知らない間にバージョンアップしてPIXELというデスクトップ環境になっていました。正確には、深く考えずにsudo aptitude sage-upgradeして再起動したらいきなり変わっていてびびった。
    ながらく初期インストールだけして放置していたRaspberry Pi初代(+ですらない!)を日本語かするときにPIXEL 以前の情報が多かったので、PIXEL環境で日本語入力ができるようになるまでのメモです。結論からいうと、すごく簡単になっているみたいです。
    1. 日本語フォントのインストール
      PIXELな環境からは初期で表示できるのかも?という情報もみたのですが、それをみたのがフォントをインストールした後でした…。まあ、減るもんでなしという感じでインストールしました。タカオフォントというのはIPAフォントの派生みたいです。

      $ sudo aptitude install fonts-takao 

    2. fcitx-mozc(インプットメソッド)のインストール
      界隈のブログ記事ではibus-anthyとかibus-mozcを入れてるケースが多かったけど、しらべるとibusは最近はあまりイケてなくてfcitxという系列が良いみたいなので、そちらを採用してみることにしました。なお、ibusとかfcitxというのがベースになるインプットメソッドで、変換エンジン(?)自体がAnthyとかmozcとか、という構成になるようです。なので選択肢としては、インプットメソッドとしてfcitxかibus、それぞれでの変換エンジンとしてanthyかmozcか、という考え方になるようです。このへんは正直よくわからん。

      $ sudo aptitude install fcitx-mozc
      上記で、メインメニューの「設定」のところに「fcitx設定」とか「mozc設定」とかの項目が追加されるので、そこで諸々を設定します。(ターミナル上でim-configを実行する必要があるかもしれない)

    3. 日本語ターミナル(不要っぽい)
      上記同様にjfbtermというのを入れないとターミナルで日本語が出ないよ、という記事が多いのですが、PIXEL環境では不要でした。標準のターミナルはLXTerminal 0.2.0というやつでした。 

    あとはPIXEL以前の環境と同様、ロケールやタイムゾーンの設定、あとはフォントを上述のTAKAOフォントに変えてあげたりすればOKです。

  • Raspberry Piの要点だけ:Raspbian+ShairPortでAirPlay対応にする

    Raspberry PiをAirPlay対応にした記録。
    構成はRaspberry Pi typeB、HDMIはTV、アナログ出力はアンプのLINE INに接続してあって、今回はLINEからオーディオを流したい(HDMIはそのうちビデオもストリーミングしたいと思っているのでつないでいるけど、今回は音声のみ)。

    2014/10/21〜22日頃時点の情報です。

    1. システムをアップデート
    2. 必要パッケージをダウンロード
      https://github.com/abrasive/shairport に書いてあるものを素直にインストールする。
    3. ShairPortのソースをgithubからclone、./configure&make&make install
    4. オーディオ出力の設定
      ネットを調べるとあまりこの手順は書いてなかったけど、出力先を明示的に設定する必要があった。
    5. 自動起動の設定
      Raspbianの場合はdebian用のスクリプトが用意してあるのでコピーする。
      AP_NAMEのところだけ設定すれば良かった。
      あと、init.d/shairportのファイルに書いてあるようにユーザとグループは追加した。
    6. 起動
      Debianのことはよく分からないけど上記まで設定したらsudo /etc/init.d/shairport start でデーモン起動する。
    7. おまけ:OSXでOptionキーを押しながらメニューバーのサウンドアイコン(普通ボリューム調整できるやつ)をクリックすると音声の入出力先が切り替えることができる。

    全体をまとめたのが以下。