Androidのアプリにはいくつかの重要な構成要素があって、それぞれ大まかには以下のようにとらえれば良い。
- アクティビティ:画面操作
- サービス:バックグラウンド動作
- ブロードキャストレシーバ:システム監視
- コンテンツプロバイダ:データベース
Androidのアプリにはいくつかの重要な構成要素があって、それぞれ大まかには以下のようにとらえれば良い。
先日のポストでdocomoがAndroid Marketでの決済に対応したことを書いたけど、他のキャリアの対応状況を整理してみた。結論として、大手3キャリアの主要端末ではキャリア決済が既に可能、という理解でOKそう。
いずれもキャリア決済可能なものは日本円で価格設定されている(約○○円と出ない)もの。あと、auは非対応の機種もあるので注意。
ついでにAndroid Marketでない、Android上でのコンテンツ決済サービスのメモ。こちらはサイト側の対応が必要なので、対応サービスでのみ利用できる。さらにいうと上記のauのプレスリリースを見るかぎり、この決済サービスの「対応サイト」にAndroid Marketが加わった、という関係性みたい。
Xperia arc SO-01C ではSIMカードを指してない状態でも Wi-Fi が利用可能。
ついでなので、Android Marketの決済まわりがどのような挙動になるのかを
いくつかの条件で試して、整理してみた。
1.docomo決済について
・Wi-Fi接続だけ(SIMなし)のときはクレカ決済だけが可能。docomo決済はそもそも選択肢として出てこない。
⇒docomo決済をするには3G回線が生きていることが条件ということかな。なのでSIMがささっていても圏外では同様、だと思う。
・クレジットカード決済はSIMなしでも可能
・docomo決済を選択すると、初回には住所氏名の入力が求められる。これはGoogle checkoutの「支払方法」の一つとして、クレカと並列として扱われる。VISA xxxxxxに対して DOCOMO JP xxxxxxxxxxx見たいな感じ。決済完了メールもこのDOCOMO JPで来る。
・docomo決済でアプリを購入するには、spモードパスワード入力が必須。
・マーケットで「約○○円」と出るもの(たしか外貨払いのもの)は、docomo決済できない(項目としては出てるけど、グレーアウト)
2.払い戻しについて
・アプリ購入ご15分間は払い戻しが可能。
・購入したアプリのAndroid Marketページに行くと、購入ボタンのところに「払い戻し」というボタンが出る
・「払い戻し」をタップすると、払い戻し処理に合わせてアプリのアンインストールも行われる
・一度払い戻しをしたアプリは、再購入時は払い戻し対象外。
Android ウィジェット開発の要点だけに書いたとおり、Android ウィジェットの更新はAppWidgetProviderInfoのupdatePeriodMills間隔で行われることになっている。ただし、この更新は端末がスリープも解除して行ってしまうため、あまり頻繁に行う事は推奨されていないし、実際30分より短い間隔でonUpdateは呼ばれないらしい(設定値が無視される)。
これはデバイスのバッテリー消費を抑えるためでごもっとも。望ましくはユーザに更新間隔を設定させるUIも必要かもしれない。
仮に30分より短い間隔で更新を行いたい場合にはAlarmManagerからIntentをコールするような方法を使い、こちらはスリープ中にデバイスをウェークアップさせてしまうことはない(でも操作中はバックグラウンドで動作してしまうから、やっぱり過度な更新は控えるべきなんだろう)。
AlarmManagerを使った更新のやりかたは別途まとめるつもり。
POST時点でのロードマップを整理してみるテスト。必ずしも正式発表のものだけではないことに注意:
・リリース済み
2010年1月 2.1 スマートフォン用 API Level 7
2010年5月 2.2 Froyo スマートフォン用 API Level 8 高速化(JIT)/Flash 10.1/Web版Android Market(OTAインストール)/etc
2010年11月 2.3 Gingerbread スマートフォン用 API Level 9 NFC/センサ(ジャイロ、コンパスetc)/フロントカメラ
2011年2月 2.3.3 API Level 10 マイナーリリース。
2011年2月 3.0 Honeycomb API Level 11 タブレット用 ホログラフィックUI/新しいアニメーションフレームワーク/Hardware-acceralated Graphics/マルチコアCPU
・未リリース
2011年後半? 4.0? Ice Cream スマートフォン用とタブレット用が統合される見込み
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/android-2.1.html
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/android-2.2.html
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/android-2.3-highlights.html
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/android-3.0-highlights.html#DeveloperApis
(参照:http://developer.android.com/guide/topics/appwidgets/index.html)
概要
App Widgetとは、他のView(典型的にはHome画面)に埋め込まれる小さいアプリケーション。
構成要素
(1)AppWidgetProviderInfo:XMLで定義。レイアウトや更新頻度などを定義する
(2)AppWidgetProvider:updated(onUpdate)/enabled(onEnabled)/disabled(onDisabled)/deleted(onDeleted)なとき、このクラスを介して処理を行う。このほかonReceiveメソッドも利用できるが通常不要。onUpdateはupdatePeriodMillis間隔で呼ばれる。
(3)View layout:Widgetのレイアウトを定義する。使えるレイアウトやウィジェットに制限がある(RemoteViews)
手順
AndroidManifest.xmlにAppWidgetProviderのreceiverを定義する。このときintent-filterはandroid.appwidget.action.APPWIDGET_UPDATE。meta-data要素としてAppWidgetProviderInfoリソースのxmlを指定する。AppWidgetProviderInfoで指定できるのは幅(android:minWidth)高さ(android:minHeight)更新頻度(android:updatePeriodMillis)レイアウト(android:initialLayout)および設定用のActivity(android:configure)。
App Widget Configuration Activity
App Widget Configuration Activityは通常のActivityとして定義するが、intent-filterとしてandroid.appwidget.action.APPWIDGET_CONFIGUREを設定する。
そのうえでこのActivityはAppWidgetProviderInfoリソースで宣言される。WidgetがConfigurationActivityを使うとき、このアクティビティはWidgetの状態/設定を更新する責任がある。これはAppWidgetManagerのupdateAppWidgetメソッドを介して行う。
http://developer.android.com/intl/ja/guide/topics/providers/content-providers.html
1.アプリ間でデータを受け渡す仕組み。これ以外には無い。
2.android.providerパッケージで標準のContentProviderを見ることができる
3.permissionを宣言しないといけないものもある
4.独自のものを作ることも可能。その場合、ContentProviderをサブクラス化する。
5.データモデルは1行1レコードのシンプルなデータベース
6.データセットにはURIが対応する。CONTENT_URI定数をチェックすれば分る。
7.典型的な形式はcontent://com.example.transportaionprovider/trains/122。
- スキーム部分(content:は固定)
- ドメイン部分はauthorityを示す。カスタムの場合、Manifestのandroid:authoritiesアトリビュートで宣言されるもの
- パスの部分はデータ種別。0~複数セグメントがあり得る。
- 末尾はレコードの_ID値
以下のブログとかを見ると、Content URIはOSバージョンとかメーカーとかで違っているケースがありそうなので要注意。
Android 2.2 のカレンダーContentProvier に対応http://d.hatena.ne.jp/rmiya/20100725/1280028729